聖なる御名が どすぐろい運河の風にふき ながされてゆく またも かたくなな僕を誘 う 一篇の祈禱会のしらせに すでに こた え得るものは ひとしおあたたかく やわら かであつた 曾つて 僕の懺悔の書であつた あの切支丹史の灰ばかり 最后の雪のような 白い悲…
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