永遠の死と光に囲まれて 白樺の梢に贄と なつていた 罪ふかい傷痕の滴りに 見惚れ ながら 即ち私は 忘れはてた祈禱の姿勢を 整え 一粒の麦を踏みつけていた この邦の新しいたましいのように するど く屹立する みはるかす樹氷群の涯に 洋々 と流れつづける …
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