ゆるされた 光の涯をみつめながら 流木の罠の中に疾んでいるくらげは 今日も漂う重油に喘ぎあえぎ 浮標にさみしく語つている 丘の白百合の聖歌に送られて 船出のテープにもひらひらゆれる ――善意を信じるかなしみについてああ そんな ひとときも あかるく ぐ…
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