朝焼音もなく まだ胸を覆う 銹びついた鉄の扉をあけて 一瞬 撃たれたままの 一羽の小鳩をつかみ出す 血の海の腕 流水ひととき 豪雨が去ると また 砂のベツドを脱け出し 波間に描く 傷む背髄の幻想 どこかに漂う 洗礼の衣を たしかに沈む 青い真珠を 墓地つぎ…
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