覚書

知られていない人や作品を紹介したいです。

2013-08-14から1日間の記事一覧

三田文學

s7/5/1 7巻4号(奥付コピーミスか?要確認 号数は目次と一致) 今井達夫「三月號同人雜誌展望」「衣卷省三氏の作品」「病状」(新文藝時代)は漢字とニユアンスを持つ作品ではあるが、作者の自己陶醉の度が強過ぎはしないであらうか。症状を眞實に描くことは――…

「荒地」(青騎書房)目次

「荒地」(青騎書房)1巻1号 s9/6/1 作品 鬼籍 森本忠 眼 秋澤三郎 赤い痣 今野惠司 風物 伊藤整 詩 落葉の木靴 乾直恵 隨想 けれども私は生きなければならない 永松定 裁ちつくす 十和田操 飜譯 テイー・エスエリオツト 荒地 町野靜雄 ノオト にんじん 永松…

荒地(青騎書房)編輯後記

「荒地」(青騎書房)1巻1号 s9/6/1 「編輯後記」 第二號には永松、衣卷、上林、乾、十和田、蒔田等の創作の外、北村のエリオットの評論の連載根津のコマンの「海邊の墓」の註解、新庄のマリタン「コクトオへの手紙」花島のアルランの小説その他が載る豫定。…

同時代評

「翰林」1巻3号 s8/10/1 十返一「文藝時評(二)」 「文藝汎論」短篇九人集では、冒頭の衣卷省三『睡る肉體』が斷然白眉であらう。最後まで、退屈しずに讀んで感心させられた。